2006年07月29日

2006,8耐に思う

今年も夏の祭典”8耐”の季節になりました。
暑い中 出場をしている方やピットクルーの方、ごくろうサマーです。(爆)

しかしここ数年、当店のお客様で8耐を見に行きたいという方は多くありません。

ナゼなのかと考えてみると、ワタシ自身そうなんですが、燃えるモノがない・・・気がします。

むかしは凄かったっす。
なにが凄いって、まずバイク。

シャフトのXJ750をチェーンドライブにしてきたり、RD400が混じってたり、RCB艦隊?もいるし
ヨシムラのおやっさんも当然!だし、ロードボンバーやドカティ、・・何でもありでした。

そしてライダー。
耐久のスペシャリストからAMAのスター選手、GPのトップライダーまで当たり前でした。
チャンピオンのマイケル・ドーハンなんて当たり前のように走ってましたから。
(今に換算すると間違いなくバレンティーノ・ロッシですw)

それに比べると、なんか燃えてこないっていうか地味な気がするんです。
タイムなんかは充分凄いんですけど、凄いのが当たり前になっちゃってスゴクナイ・・
みたいな感じっす。

思えばワタシがシングルレースを始めた頃も、なんかこうワクワクするっていうか
燃えてくるっていうか、こんなんでこんなに走っちゃうの?マジ!@@; って感じでしたよん。

ツクバで250のレーサーが2秒くらいで走っててスゲー速いなーって見てたらSRXのES仕様が
走っててまーまー速いかななんて思ってみてたら、しばらくすると250のレーサーと同じ
ペースなのに気が付いたり・・・

そんなオドロキや燃えてくるものが少ない世の中になって、そんな空気が相手に伝わって
しまうのかな?なんて。

耐久も原点に帰ってふつうのストリートバイクを創意工夫したほうが面白いじゃないのかな〜。

今のベース車両はレーサーを真似たレプリカだからレーサーに近くなりすぎちゃって・・・。

  
CBR1000RRのオイルエレメントまでMVアグスタのエレメントストッパー?でゆるみ止めします。
こうすれば緩まないし、スマートだと思いませんか?

● Posted by saeki | 20:19 | レーシング | コメント (2)

2006年07月21日

7/20 ツクバ走行会

ブリヂストンのツクバ走行会に行ってきました。

天気がと〜っても心配でしたが全員ドライで走行できました。

  

ここのところBSの走行会に来ると近くになぜか松戸選手がいます。
 
  

今回、ツクバ2回目の人が3人おりましたが、皆 楽しめた様子。
走行姿もタイムもサマになってきました。

この時期は雨さえ降らなければ曇っているほうが、暑くなくて快適です。

わたしも久しぶりに思いっきり走行!! ブリヂストンに感謝。
やはりサーキットが一番たのすいです。
しかし、ワタシのMVは夏場になるとタレてしまってパワーダウン気味。

  


実は2回目なんですが ドカティジャパンの749Rを本コースで試乗しちゃいました。
軽くて、重心が低くて気楽?に乗れます。
調子にのって5台くらい抜いてしまいましたヨ・・・試乗車で。

おみやげに記念品のナイフまで頂いちゃいました。これがあれば無人島でも生き延びる
ことが出来るでしょう。


  

● Posted by saeki | 17:13 | レーシング | コメント (7)

2006年07月12日

5バルブについて パート

ピストンとバルブのクリアランスをチェックする為
粘土を盛って仮組みします。


7/7にピンク・フロイドの結成時のメンバーであったシド・バレットが亡くなったみたい。

高校生の頃、プログレブームがあって、なかでもピンク・フロイドが一番本物っぽくて良く聴きました。
当時、世界中でもっとも影響力があったバンドの一つでしたね。

ワタシにとって当時は、情報が少なくて”シド・バレット”はナゾに包まれていました。
精神崩壊状態?で1〜2年で脱退したが、なにか影響力の強さを感じてました。

後に発表された「WISH YOU WARE HERE」はロジャー・ウォーターがバレットをテーマに作ったと
今日はじめて知りました。

ワタシのベスト・オブ・ピンク・フロイドは「ファイナル・カット」!ぜひ聴いてみてください。


さて、5バルブについての続きですが、前回のヘッドと前々回のピストンが組み合わされるとずいぶん
入り組んだ形状の燃焼室になると思いませんか?

写真のエンジンはSZR660ですので高回転、高出力を目指して設計されたわけではないので、
バルブの挟み角も広く、ホリゾンタルキャブレターを使う為ポートの曲がりも大きくなってます。

SZRのエンジンは本来、660テネレ用に造られたハズなので、”トルクがあってノビが良い”
特性を狙って造られたのではないでしょうか?
1万回転も回らないビッグボアでそういった特性のエンジンには5バルブがもってこいでしょう。

当然F1やモトGP用のエンジンは、バルブ挟み角が狭く、フラットな燃焼室になっているハズ
ですので 形状的にはもっと良くなってるでしょう。
しかし、1本のカムで駆動される角度違いのバルブとポートが問題で、4バルブであればきれいな
ペントルーフ形状の燃焼室でスムーズなタンブル流になるのが、5バルブではスムーズなタンブル流
にならないのでは・・・と推測されます。
(4バルブの場合、燃焼室のなかで縦に回るタンブル流がおこるように設計されています。)
そうなると1万回転を大幅に超えて使われた場合、5バルブよりも4バルブのが良いのではないでしょうか。


ところで一体どんな形状の燃焼室がいいのかというと、あくまでワタシの個人的な見解なんですが、
燃焼行程だけで考えると、2サイクルのTZの燃焼室形状が理想なのではないかと思ってます。

ワタシは2バルブでも、4バルブでも、最後のところではTZの燃焼室をヒントにさせてもらっています。
(あくまでイメージなんですけど・・・)


歴史的に考えると、ヤマハが5バルブを設計したきっかけは、ホンダがNR500で楕円ピストン8バルブ
エンジンを発表したことに触発されたんではないでしょうか。

ライバル企業にあんなエンジンをモノにされてしまったら太刀打ちできなくなっちゃいますからね。
当時は2バルブ→3バルブ→4バルブ→えっ8バルブ?みたいにテンポ良く増えていたので・・・
「そのうち燃焼室の屋根が丸ごと開くようになっちまうぞ。」なんて言うヤツもいたくらいです。w

なんとなくホンダとヤマハのカラーの違いを象徴しているような気がします。

夢みたいな事を考えて独り突っ走ってしまうホンダ、そんなライバルを横目に楕円ピストンは技術的に
無理だと考えて実現可能な多バルブ化を模索するヤマハ・・って感じです。


PS.キャブレターセッティングについてはぴろし殿しかリクエストがないので、とりあえず5バルブに
ついてもっと考えてみましょうか。

● Posted by saeki | 22:39 | メカニクス | コメント (7)

2006年07月10日

5バルブについて

  加工中の5バルブ・ヘッド

前回の磨きこんだピストンは上のシリンダーヘッドに組み合わされます。

オートバイ業界では、メカチューンの流行らない時代になってきました。
最新モデルは300km/hを超えるトップスピードをほこるので、しこしこチューニングする
必要が無くなってきたんでしょう。
その為かクラブ・シングルスには弟子入りしようという奇特な人が来る気配も在りません(;o;)

忘れてしまいそうなので ワタシ佐伯のチューニング哲学を少しだけ展開してみます。
(独断に満ちている為、御使用される方は自己責任でお願いします(笑))


ヤマハはF1やモトGPに見られるように、5バルブに相当入れ込んでいましたが、その理由は
バルブがリフトしたときのカーテン面積(開口している部分の面積)が多く取れるからだと思われます。

たしかにバルブのカーテン面積大=高性能化という考え方もあり、カーテン面積を上げる為に
よりリフト量の大きな”ハイカム”を使うことは、チューニングの常套手段であります。

高出力なエンジンを作る決め手は、亡きPOP吉村が言われたとおり、吸排気効率を
高める以外にありえません。
吸排気効率を高くするという事は、より沢山の混合気を燃焼室に取り込むという事です。

そんな観点から考えてもカーテン面積が多い5バルブは、一見 高出力に向いているように
思えます。

しかし、上の写真をみても判るように3本のインテークバルブとポートの角度が異なって
いて、燃焼室内の混合気の流れが悪そうだったり、燃焼室自体の形が悪くなっているように
見えて 私には高出力エンジンに向いていないように思えます。

実際、私の見た5バルブの充填効率のデータでは 低、中回転域でこそ4バルブエンジン
を上回っていましたが高回転域では4バルブよりも下回っていました。


以前、TRX850+FCRキャブレターのお客様がメインジェットが200番を超えてしまう
と言って悩んでいましたが、ワタシは高回転域の吸排気効率が悪いのでメインジェットを
大きくしないと燃料を吸ってくれないのだとピンときました。

そのお客さまはネット情報セッティング?の範囲内に収まらないのか、それが不安になって
ケイヒンに問い合わせていましたが キャブレターセッティングは物理的な現象に応じるので、
”正解”が情報と異なっても、問い合わせをしても、しょうがありませんよね。w


要望があれば、次回はキャブレターセッティングの極意?について書いてみましょうか?

● Posted by saeki | 22:46 | メカニクス | コメント (1)

2006年07月06日

テポドン・レーシング

SV比を小さくする為、エッジが丸く成る程磨きこんだピストン!by SAEKI


エンジンチューンの話題で書き込もうとした所・・・、


たった今 アメリカ国防総省が度重なる警告にも関わらず発射準備の為、
燃料注入をおこなっていたテポドン2号を巡航ミサイルで破壊したとFMのニュースで流れている。


巡航ミサイルは合計30発、発射され 北朝鮮のテポドン発射施設は壊滅的な状態になったらしい。
30発の内、1/3くらいは新型クラスター弾が使われたようである。


また北朝鮮の指導者、金正日の住居に対してもバンカー・バスターを含む5発を発射した模様。


韓国当局情報部の発表によると、バンカーバスターにより死亡したのは金正日の息子
金正男ほか20名余りという未確認情報を入手したらしい。


アメリカ国防総省はイラクの徹を踏まぬ様に、ここ数日の金正日を偵察衛星により完全追跡、
初日に北朝鮮のトップを完壁に攻撃する作戦(作戦名「火遊びしたボリショイの熊」)であったと発表。


ブッシュ大統領は満面の笑みで
「これで現在最も危険な”悪の枢軸”を抹消することができた。
国家で犯罪を行う国、テロに加担する国はなくなった。我々はテロに勝ったのだ。」
という談話を発表した。


ブッシュは恐ろしい。気に入らないと攻撃しちまうな〜と思っていたら目が覚めた。

なんか正夢になりそうである。(笑)


そういえば、むかしSUGOにエントリーしていたテポドン・レーシングは元気かな〜?

● Posted by saeki | 21:43 | さいきんぐ | コメント (5)

2006年07月04日

信州ツーリングの宿泊地

  
旅人の友、道楽オン装着の図。     御注文受付中!!


今日、7月4日は アメリカの独立記念日であります。
それ以外に何の日かと言われると ゼッケン74 =加藤大二郎選手の誕生日です。
バイク乗りにとってわ 忘れられない人。ゼッケン74は誕生日だったんですね〜。

って事はワタシの場合はゼッケン29ということ(当日プレゼント受付中?!)ですか・・?


ところで、9/23.24信州ツーリングの宿泊地は菅平サンホテルを予定してましたが、
いいところを見っけちゃいました。

その名は「蓮池ホテル」。
なんと1泊2食付で全込み7000円で〜す。 更に2000円のコストダウンが可能に・・・

ロケーションも志賀草津道路の蓮池にありますのでバッチリ。
23日の走行距離がもう少し伸びますけど、その分 出発を早めれば24日に散策する
時間もとれるな!と思います。

そして24日は午前中に有名な「滝の湯」を体験させてもらい、昼飯は横手山ドライブイン
からスカイレーターとリフトを乗り継いで標高2305m!横手山山頂にある「横手山山頂ヒュッテ」
の手作りパンを頂こう?と思ってます。  ウ〜ン タノシミです*^^*

ということで出発時刻を少し早めることにして 蓮池ホテルにしちゃいますか〜?

● Posted by saeki | 23:32 | ツーリング | コメント (6)

2006年07月01日

オイル管理

  

先日セロー225のエンジンをオーバーホールした。

25000km走行していたのだがMOTUL300Vを使っていたからか ピストン、シリンダー共
磨耗、変形がほとんどない。

シリンダーはアルミメッキシリンダー!で6点計測で1/100mmの狂いが無い!!

ピストンは、今となっては当たり前な鍛造ピストンでこちらも傷、変形無し。

昔は変形の激しいピストンやおもいどうりの寸法に仕上がらないシリンダーに泣いたもんですけど、
素材的にもソウトウ良くなってますね〜。 *スバラシイ*

でも、やっぱり、オイル管理をしっかりすることが重要ですね。

● Posted by saeki | 21:05 | メカニクス | コメント (0)