2013年12月31日

とらわれるな


縁あって、バイクショップを営むこと丸25年が経過した。

ずっと昔まだ幼いころ、サラリーマンとか公務員のオジサン達はとても疲れていてトボトボと家に帰る働きアリのように見えたモンだ。

バイクショップはバイク好きの店主が営んでいることが多く、「好きな事が仕事でいいね」みたいな感じに言われ続けてきた。

自分もまだ若いころ?は、そういう意識もあってそれなりに頑張ってきた。

年月を重ね世の中も移り変わり、サラリーマンや公務員の同級生たちも安定した収入と休みを享受して、昔の想像よりはるかに楽しそうに生活している。

バイクショップなんてのは、端から見てればいいかも知れんがやってみると案外大変なことだらけだ。

25年の歳月を重ね、やっとそれなりのバイク業を行うことができるようになったが、自営業の歯車は自分しか回す人員がいない。

これから先、欲をかいて先を急げば、汗にまみれ息が切れても立ち止まることも出来ず、力を振り絞り続けるしかない。

生きるって事は時間が限られているのだから。

何かに追われながら、あと少し、もうちょいと、限界までやってみるのか。

最後は倒れて、目を閉じるかもだが、達成感が残るかもしれない。

バカな生き方に見えたとしても、それも悪くはないんじゃないか。

そんな風に思えるかどうかが問題なわけである。


皆様のおかげで今年も生き残れました。

ありがとうございました。

2014年さらに新展開するクラシンにご期待ください。

● Posted by saeki | 2013年12月31日 20:18 | さいきんぐ
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