2010年12月08日

ブリヂストン懇親会

  

レインボーブリッジの近く、港区芝浦のバーク芝浦でブリヂストンの懇親会が開かれた。
来場しているのは二輪のショップ、チーム、ライダー関係でいつもながら凄い面々だ。

第一部のメインはブリヂストン二輪レースタイヤ開発責任者・川尻さんの興味深いお話&中野王子とライスポ青木編集長を交えてのモトGP超!裏話の数々。

モトGPファンならご存知でしょうがカワサキ時代の中野王子が300km/hオーバーで転倒した事件覚えてますか?
2004年イタリアGP、ムジェロのストレートでリアタイヤがトレッド剥離そしてバースト。BS勢は危険な為に全員リタイヤ。。。

1週間後にはスペイン・カタルニアGPが迫っていたのだが、川尻さんは日本にかえり、たった4日で新しい構造のタイヤを作り(もちろん耐久テストもやって・・・)手荷物でスペインに持ってきた。
(手荷物代が90数万円かかったらしい!)
世の中わからないもので、その後にブリヂストン快進撃を与えた構造の誕生は、そうやって産まれたというのだ。

それにしても、タイヤってのは奥が深い。

川尻さんいわく、ゴムというのは静的にはグリップが高く、動的にはグリップが低い。
研究の結果、動的にもグリップの高いタイヤを創ることは出来るらしい。
ただ、マシンに装着してライダーを乗せてグリップが良く、ライダーが使いやすいタイヤを創るのが難しいというのだ。

ST600用のタイヤもグリップだけならBSのが高いが少しだけ使いにくくなってしまったということだ。

きまぐれ読者のために、ブリヂストンの超極秘データを盗撮しておいたww
興味のある方は解析してくださいw


  

日本のMC史を創ってきた面子が揃っているので第2部のパーティのヨタ話が面白い。
某有名チームの名前がキャバレーの名前だったり!!恐ろしくてココには書けませんwww

ちなみに青木宣篤氏の乾杯のビールは、僭越ながらワタシが注がせていただきました(^^)

● Posted by saeki | 2010年12月08日 23:35 | レーシング
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