2016年12月12日

100坪の乱

今年のバイク業界は激震が走った。

お客さん的にはなんの事かわからないだろうが、ショップサイドは阿鼻叫喚というか五里霧中、満身創痍で一蓮托生、因果応報ななかにも諸行無常な1年だったのです。

どういう事かというと、日本製K社とH社、さらに輸入T社がそれぞれ新基準の販売網構築を発表したのだが、どれもクルマのディーラーのように単一メーカーで100坪のショールームが必要だというのです。

それ以外にフルラインナップ展示だったり、従業員人数であったり、駐車場の広さとか年間取引額とかの要件もあるでしょうが、問題なのはスポーツ車両の販売は、新基準のショップのみで取り扱うと・・・(汗)

まあ、都内で100坪のスペースを確保したショップを造ったりしたら○億円〜××億円はかかるだろうし・・・で都内や地方の超有力ショップが試算しても、かかる費用が多すぎて黒字化できないだろうと判断しているらしいのです。

メーカー側は大体10数年おきぐらいにこういった事を言い出すわけですが、H社のD店展開が2002年に始まって、まだ10年経ってないショップも多いのにまるでクルマを買い換えるようなタイミングで○億円の投資をせまられてもですねwww

大量に販売してきたショップにとっては、まさに死活問題で今までの貢献であるとかの関係はどうなるんだと、喧々諤々なわけです。

クルマほどの販売数があれば償却できるかも?ですが、1000台売れてヒット作的な状況では。。。

ウチはY社で良かったけど、こんな業界ではそりゃ後継者も絶えるっしょ(涙)

● Posted by saeki | 2016年12月12日 12:23 | ヴァイキング
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