■ MV アグスタ ブルターレ 910S

このブルターレは STD の車両なので、本来このギャラリーに載せるべきではないのかもしれませんが、
メーカーがカスタムをしているような車両ですし、当店のレンタル車両でもありますので、紹介いたします。
( ※ 2007年1月、BRUTALE 910Sのレンタルは終了いたしました。)

BRUTALE 910S BRUTALE 910S

衝撃の 750 デビュー後、 数々のメーカーのネイキッド車両の流行にもなっている異形ヘッドライトも、
ブルターレから始まりました。
マッスルで特徴的なスタイルが印象に残りますが、機能的構造もタンブリーニにぬかりはありません。

何も取り外さなくても同調調整のできる負圧の取り出し。
4気筒分のエキパイがナット2個のみ!で取り外せる仕組み。
ネイキッドなのに可変キャスター。
エキセントリックにより位置調整が可能なステップバー & ペダル。

他にも、フォーク・アンダーブラケットは3本留めの勘合部分を広く取ることにより、
M-6 のボルトによって弱い締め付けトルクで保持されます
(アウターチューブの変形が起こりづらく、Fフォークの動きが阻害されない)等々…
タンブリーニの考えるネイキッドの理想形がブルターレということなのでしょう。

BRUTALE 910S BRUTALE 910S BRUTALE 910S

ここで、MV アグスタ独自のメーターの操作方法を紹介します。
エンジン始動後に「セル・ボタン」を押すことにより、
トリップメーター1 → トリップメーター2 → オドメーター → 時計
と切り替わります。

ちなみに、トリップメーターの0リセットは、
セルボタンを3秒長押し → 表示の点滅 → 点滅中にセルボタンを押す
という手順になります。

走行中でもスロットルから手を離さずに操作ができるところが、これまたスマートですね。

BRUTALE 910S BRUTALE 910S

F4 シリーズは高回転・高出力のエンジン特性を与えられているのですが、同型のエンジンで最高出力をそれほど落とさずに これだけ低回転からビッグ・トルクを搾り出しているのはオドロキです。
ハンドリングも軽快で、タイトな峠道では F4 シリーズよりも、コーナリング・マシン的な性格なのではと思います。

アップライトなポジションは、F4 と比べると夢のように快適で(笑)ツーリングも楽々こなせます。


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