2009年10月17日

今度は「たんぽぽ」?

北極圏の広い範囲で10年以内に氷が消える可能性を指摘する研究が10月15日に発表された。

そうして北極の氷が消えた際の影響は、ただ単に海の上から何もなくなるということにとどまらず、氷が溶けることで北極周辺の海と天候が荒れやすくなる可能性のがあることが、最近発表された別の研究で指摘されている。

コロラド大学ボルダー校で海洋大気科学を研究するマシュー・ヒギンズ氏が率いた研究では、
雨は海氷の溶解を進ませるため、降水量と嵐の増加が海氷の減少に拍車をかける可能性もあるという。

今回の嵐の研究は、現在から70〜90年後の海氷量の予測に基づいて行われたものだが、最近の海氷の減少の状況とともに、さらに大幅に海氷量が減少するとの予測もあることから、北極圏での嵐の増加はもっと早まる可能性もあるらしい。

● Posted by saeki | 2009年10月17日 23:18 | さいきんぐ
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